事実を受け入れる勇気
ご飯が食べれなくなった小判。
いつもの獣医さんが食道狭窄の疑いがあるということで、たまたま名古屋にあった動物の心臓外科の名医さんの動物病院で検査をする事に・・・・
預けた日の夕方に小判を迎えに行きました。
そこでイトーを待っていたのは、最悪な検査結果でした。
まあわかってはいたけど、実際現実を突きつけられると足が震えるし、泣きそうになりました・・・・
目の前には元気に尻尾を振りながら獣医さんに甘えている小判がいます。
検査結果は食道狭窄でした。原因は心臓の血管が食道に巻き付いて狭窄になっているとのことです。この心臓の血管ですが、胎児の時に必要な血管なのですが、産まれて来た時に普通は細くなり自然に無くなっていくものらしいのですが、小判を検査したらまだその血管に血液が流れていました。
名医さんの話だと、この場合の食道狭窄は手術をして血管を取り除き、その後バルーン拡張手術をするらしいのですが、小判の場合体が小さいので手術をするのは体重を1kgにして欲しいとのことでした。ちなみにこの時の小判の体重は300gでご飯を食べれていないので日に日に体重が減少していました。
また問題がもう一つ、もし体重を大きく出来たとして手術を行う場合、手術代が最低でも100万円はかかると・・・・
正直もう終わったな・・・・
と思いました。
検査の代金は予告通りほぼ10万円・・・・
すごく高いなと思いましたが、この先この感覚はドンドン麻痺していくのです。
とりあえず今の状態では何も出来ないのでいつもの獣医さんの所に行き小判を預ける事にしました。
うちにいても衰弱するだけなので獣医さんに預けて必要な栄養補給をしてもらい延命をさせるしか方法がなかったのですが、これを行ってももって1.2週間だろうと獣医さんに言われました。
お恥ずかしい話、こんな歳になって本当の意味での命の大切さを知った瞬間でした。
獣医さんに預けた小判ですが、この子に異変が起きるのにそんなに時間はかかりませんでした・・・・
ご飯が食べれないのにこんなに元気だった小判
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